さっさてさて、
美容師なら分かると思うが…
人間とは本当に千差万別だ。
頭の形、左右の耳の位置、耳の開き、耳の硬さ、左右の目の大きさ、前髪のハエグセ、えりあしのハエグセ、髪の硬さ、太さ、本数、くせ、毛根の向き、えりあしの長さ、首の長さ、好み、気分、普段のスタイリングにかける温度感。美意識。スタイリング剤を使うか使わないか。コテで巻くか巻かないか…
etc…
他にもいくらでも人によって条件が変わってくる。
そんな、
人の数だけ無限にある髪や骨格などのお客さんの素材とお客さんの気分、好み、性格などと真っ正面から向き合うのが美容師の仕事だと私は思っている。
イメージとしては毎回入客する度にお客さんに、クイズを出されているイメージだ。
1日10人入客したら1人1問の10問のクイズが出される。
誰でも解決できる簡単なクイズはポイントは低く、
ほとんどが解決できない難しいクイズはポイントが高い。
そのポイントの総数によってお客さんが、増えるか増えないかが決まる。
正解してポイントがたまってけば自分のお客さんが増えていく…
でも不正解や簡単なクイズにしか答えられないとポイントはたまらずお客さんは増えていかない。
そんなイメージで毎日美容師をやっている。
つまり、
お客さんが出すクイズ=悩み
を解決できるか否かが大事になってくるわけだ。
だが意外にもこういう発想で美容師をやっている美容師は少ないように感じる。
世間の美容師はもっと浅い…
そう感じる。
カット+カラーでネット予約で入った予約はカット+カラーしたら終わり。
カット+パーマで、入ったネット予約はカット+パーマしたら終わり。
そこに千差万別な人間模様が加味されていないのだ。
どーもオーダーメイドではないのだ。
もちろん機械的に、作業的にコナす方が美容師的にも楽かとは思う。
だがそんな機械的、作業的にコナされたお客さんサイドからしたらやっぱりそんな美容師にわざわざもう一回指名してまでやってもらおうとは思わない。
お客さんはカット+カラーのネット予約できても、
単純にカット+カラーをしに来てるわけではないのだ。
なぜカットしたいのか?
なぜカラーしたいのか?
掘り下げた先に
千差万別な人間模様があるのだ。
そのクイズ=悩み
に答えられるか否かでリピート率が決まるのだ。
なのでそもそもそこまで掘り下げてなければクイズすら出されていないのと同じなのでリピートする確率は限りなく低い。
出されたクイズの中で、全力で頭で考えて技術で答えを出す。
そのクイズを、出した本人の悩みを解決できるように…。
ここで
1番いけないのは答えを出さない事だ。
答えを出すことから逃げる事。
お客さんだって勇気を振り絞ってクイズ(悩み)を出している。
そのクイズに対して、
骨格や髪質(素材)のせいにして答えを出さない事。
「あっこれは髪質的に難しいですねぇ…。」
そんな事はお客さん自身が1番わかっている、でもなんとかプロなら解決できるんじゃないかと勇気を振り絞ってクイズを出しに来ている…
だったら誠心誠意答えを=仮説を、プレゼンすべきだしそれを技術で解決すべきなのだ。
「この髪質だとこのままではこの感じにはカットだけでは正直ならないけど、パーマをして、髪をウェーブにして、あとはスタイリングで根元を立ち上げるように乾かしてスタイリングしたらこの感じと近いところまではもってけるけどそれだとどうかなぁ?」
答えを出さないのは簡単だ。
答えを出すことから逃げたら
不正解にもならないからだ。
だが、
答えを出せないなら、もう私はあなたには用はない。
髪質や骨格のせいにして答えを出すことから逃げてる美容師は一生売れない。
なぜならあなたが逃げながらラッキーパンチ的に答えられるクイズは他の美容師にも全員答えられるからだ。
そんな誰でも答えられる正答率90%の答えにドヤられてもあなたに次回指名してまでの用はない。
髪質や骨格や性格や好みやらなんやらかんたら、
なにかのせいにして答えを出さない美容師は売れない。
だったら一生懸命考えて答えを出そうとフルスロットルで頑張って…でも答えはちょっとイメージとは違くて△
でもそんな美容師の方が前者よりはよほど売れる。
参考にしてみて欲しい。
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