2人掛け持つ美容師と5人掛け持つ美容師では見える世界が違うって話。

さてさて、

美容師の繁忙月の7月みなさんいかがお過ごしだろうか?

ところで皆さんは営業中お客さんを掛け持つ事はあるだろうか?

お客さんを掛け持つとは複数のお客さん達をアシストに入ってもらいながら同時に施術を進めていくという事だ。

掛け持っても2人くらいの人、

6人も7人もお客さんを同時に掛け持つ人。

様々だと思う。

掛け持たない美容師も沢山お客さんを掛け持つ美容師もここでは肯定も否定もするつもりはないが…

美容師としてお客さんを沢山掛け持つ経験をした方がいい事は間違いない。

なぜか?

そこにリピート率100%を目指す気持ちがあるならば…

1.効率的な時間の使い方を考えられるようになる。

2.施術スピードのコントロールができるようになる。

3.任せるという意味がわかる。

4.お客さんの心のポイントに敏感になる事が出来る。

5.どんなシーンでも冷静でいられる心の強さが身につく。

では説明していく。

1.効率的な時間の使い方を考えられるようになる。

2.施術スピードのコントロールができるようになる。

→沢山のお客さんを同時に掛け持ちながらもリピート率100%を目指すには。

圧倒的に時間の使い方を考えられなければならない。

例えば2時間の間に5人お客さんが来るとする。

考え方がかなり乱暴だが、簡単に考えると

120分÷5人=1人にかけられる時間は平均すると24分

この自分が担当できる24分と残りのアシストに担当してもらう96分。

この中から自分が絶対に担当しないといけない部分と自分が担当しなくてもいい部分を振り分ける。

カウンセリングに10分かかったとしたらカットする時間は14分

パーマもする場合だったら?

デザインカラーする場合だったら?

指示だけではできない自分にしかできない部分が多ければ多いいほどにこの24分の内容がタイトになる。

しかもコレ×5人分を同時にパズルのようにうまくかみ合わさなければ無駄なタイムラグができ、余計にこの24分が捻出できなくなって来る。

つまり時間を効率的に使えないと、お客さんに余計な待ち時間を与える事になる。そして1番大事な自分じゃないとできない部分に時間をかけられなくなる。

つまり、お客さんの満足度が下がりリピート率が低くなる。

一方で2人しか掛け持ってない場合

120分中の約60分を担当できる事になる。

この時点で2人しか掛け持った事のない美容師と5人を掛け持つ事のある美容師では確実に見える世界が違う。

時間の使い方や施術スピード、視野の広さにおいて前者の方が圧倒的にレベルが高くなるはずだ。

3.任せるという意味がわかる。

皆さんはアシスタントに任せるという意味をご存知だろうか?

ここでも、

ほとんど自分で施術する時間の余裕のある美容師と、

沢山のお客さんを同時に掛け持ちながら施術を進める美容師とでは

任せるという捉え方の世界が違う。

【任せる】にも深度がある。

アシスタントに任せるという事はつまり、

自分じゃない他人に自分の脳みそ=考えてる事を精度高く共有するという事なのだ。

そこには、

指示を伝えたい側のこちら側と指示を分かりたい側のアシスタント側の信頼関係がないと精度高く共有する事は難しい。

これには普段から築き上げる関係性が大事になってくる。

そして指示をわかりやすく的確に伝えるには、

アシスタントとこの目の前のお客さんをどうしたいのかという最終ゴールを一致させる必要がある。

技術と気遣い、このお客さんを満足させたい!!

アシスタントにも自分と同じ温度でそう思ってもらえなければ滞在時間中のほとんどを任せながらリピート率を100%にするのは難しい。

この温度感のアシスタントを何人も育でないと沢山掛け持ちながらのリピート率100%は難しい。

あんまり掛け持たない美容師は『言葉』を使って任せる。

沢山掛け持ちながらリピート率100%を目指す美容師は『想い』まで伝えて任せる事ができるようになる。

4.お客さんの心のポイントに敏感になる事が出来る。

お客さんごとに美容室や美容師に求めるポイントは違う。

しかも同じお客さんでもその時々の状況や気持ち、気分でもポイントが変わる。

沢山掛け持ちながらリピート率100%を目指すにはその心のポイントを的確に捉えられないといけない。

なぜなら自分がそのお客さんに入客できる時間が限られているからだ。

今日大事なポイントを逃さずそこにピンポイントで限られた時間と気持ちをぶち込む。

そこが読みきれないと、

フォローする時間なく試合終了なのだ。

沢山掛け持ちながらもリピート率100%を、目指すならばそのお客さんの心のポイントの見極めができるようになる。

5.どんなシーンでも冷静でいられる心の強さが身につく。

営業は生物だ。まずスムーズには流れない。

遅れてくるお客さんもいれば早くくるお客さんもいる。メニューが重くなる場合もある。

そーいうときに、

1人待たせるのと5人待たせるのとでは心にかかるプレッシャーの重みは桁違いに違う。

このプレッシャーの重みは経験した者にしかわからないし、経験しないと乗り越えられない。

乗り越えられればどんな時でも冷静に判断できるよーになる。

ここまで語ってきたが。

アシスタント不足の現在。

集客困難な現在。

沢山掛け持つという事自体が昔と違って困難な時代ではあるが、

その経験があるのとないのとでは見える世界が違う。

そしてその経験をした上で、

選べばいい。

掛け持って売り上げを上げるのか。

掛け持たないで売り上げを上げるのか。

参考にして欲しい。


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