美容師の雇われの給料が安い訳がわかればストレスが減る話。

さてさて、

美容師の平均年収は約284万円。

平均年齢30歳。

つまり、ざっくり言うと。

30歳で月のお給料が23万円が平均という事だ。
社会保険だぁーなんだーかんだー引かれると手取り18万円とかそんなところが平均値ということだろうか。

そして、その給料でざっくり肌感覚だと、

月6休み。

1日の拘束時間11時間から14時間。

ボーナスなし。残業代なし。

ざっくりきっとこんな感じだろうか?

でっ。

全国の美容師の大半は

「なんでこんなに働いてるのに給料安いんだバカヤロー

社長ぼろ儲けしてんじゃねーよこのやろー。」

っと安い居酒屋で愚痴ってるのではないだろうか?
だがここで大きな間違いがある。

ほとんどの美容室社長も全然儲かってないのである。

美容室の廃業率は、

1年以内で60%、3年以内に90%、10年以内に95%、20年以内は99.7%の美容室が廃業するらしい。

なんでこんな廃業に追い込まれてしまうのか?

それは、

単純に利益率が低い仕事だからだ。

利益率とはざっくり

売り上げから、人件費や光熱費や賃料や広告費などのもろもろの費用を引いて残った利益の率だが、

美容室の経営マニュアル本に書いてある利益率が

2%から5%とのこと。

ちなみにソフトウェア業界の利益率平均は19.7%だそうだ。

これで考えると美容室業は

100万円の売り上げで、利益が2万から5万円。

1000万円の売り上げで、

20万から50万円。

つまり

単純に考えると、

15人くらい雇って15席くらいあるお店1店舗

又は、

15人くらい雇って、5席くらいのお店を3店舗

作って、やっと月に20万から50万のお給料が社長に入るわけだ。

もちろん利益率は美容室によってピンからキリまであるが、

何千万も借金して、雇用してる何人もの人生背負って利益率が2%から5%程度だとしたら、

圧倒的多数の美容室が、社長だってやってらんねぇーよレベルだ。

では、何で美容室の利益率がこんなに低いかというと、

生産性の低い仕事をしているからだ。

全国の美容室の平均値が、

お客さん1人に対してかかる平均時間。約2時間。

お客さん1人に対しての平均人員。約1人。

お客さん1人に対する平均単価。約6500円

圧倒的に他業種に比べて、手間と時間がかかる割に単価が安い。かりに一日中休まずお客さんを担当してたとしてもこれだと、

美容師の1人当たりの労働生産性は1時間で約3250円ということになる。

ちなみに、

日本人全体の1人当たりの労働生産性は1時間で約4694円

ちなみにこの数字はG7先進7カ国では最下位。

OECD加盟国35カ国中20位。

そんな生産性の低い日本人のなかでもさらに生産性の低いのが日本の美容師という仕事だ。

それに加えてさらに美容室は

圧倒的に人件費にかかる割合が高い。

40%から50%くらいだろうか。

そして、そんな経費の半分を占める美容師自身のほとんどが売れてない。

つまり営業中に結構空いてる時間があるという事だ。

なので美容師の1人当たりの1時間の労働生産性は実質2000円代なのだ。

スタッフの売り上げで大きく利益率が変わってくる美容室業は、

いかに利益率が高いスタッフを多く獲得できるか、又は育てられるかがポイントになってくる。

まずはスタイリストベースで考えてみる。

例えば

人件費をわかりやすく仮に50%だとして月のスタイリストの売り上げが100万円だとする。

アシスタントを使わずに100万円を売り上げられるスタイリストが1人いたらかかる人件費は1人分で50%だとしてお店に残るのは50万円

これをスタイリストAとする。

アシスタントを1人使わないと月に100万円あげられないスタイリストなら、2人で100万円稼ぐということになり1人50万円。その50万円の人件費50%だとしたら25万円しか残らないということになる。

これをスタイリストBとする。

つまり同じ月に100万円売り上げのあるスタイリスでも、

1人でできるか、アシスタントを使わないとできないかでも大きく利益が変わってくる。

つまりお店に、

1人で100万円売り上げられるスタイリストが沢山いれば凄く利益率が高くなるし、

アシスタントを沢山使わないと売り上げられないスタイリストが沢山いれば利益率は下がる。

ここまでは単純に100万円【顧客100万円】売り上げられるスタイリストの話だが。

ここから

この100万円のスタイリストの売り上げの内訳が【顧客50万円】+【ホットペッパーの新規集客で来た50万円】だったとしたらこのスタイリストには、人件費+広告費がかかってるスタイリストという事になる。

しかもアシスタントを使わないと月に100万円売り上げられないスタイリストだったとしたら。

これをスタイリストCとしたときに、

仮にホットペッパーの広告費が10万円だとしても。

お店に残る額は

スタイリストA=50万円

スタイリストB=25万円

スタイリストC=15万円

同じ月に100万円を売り上げるスタイリストでもここまでお店に落とせる利益が変わる。

もっと細かく言えばきりがないのでスタイリストベースはこの辺にしておく。

 

次にアシスタントベースで考えていく。

仮にアシスタントの給料を15万とする。

デビューするまでにかかる時間が3年とした時に、

その間は自らは売り上げられない。

つまり15✖36ヶ月で540万円

デビューするまでに540万円会社が自らは売り上げられないアシスタントに経費を払うという訳だ。

36ヶ月540万の経費をかけ育てたアシスタントだがここからすぐに自力で売り上げられる訳でもなく、最初はお店の広告費で集客したお客様をちょっとずつ自分の顧客様にして売り上げていくのが一般的だろう。自分指名の顧客の売り上げで540万円稼いでやっと企業としてはとんとんだ。

ここまで5年かかるとしてやっとここから!!っと言いたいところだが、

美容師の離職率が最初の5年で88%だとしたら、

圧倒的に経費を回収できないまま88%が辞めていく。

細かく言うとまだまだいろーんな理由があるだろうが、

単純にこれだけでも美容室の利益率が何故低いのかがわかるだろう。

利益率の低いスタイリスト。

離職率の高いアシスタント。

これが今の美容室業界のスタンダードになっている。

見渡したときに自分や自社はどうだろうか?

圧倒的に自分の生産性も利益率も低い場合、文句をいう前に今やる事が見えてくる。

生産性の高いスタイリストになってお店の利益率をあげる。

話はそれからだ。

そう考えると、今の給料が低いのも納得できるのではないか?

逆に自分の生産性も利益率も高く。

離職率が少ない会社にいるのであれば、

給料を上げてもらうよう交渉するのもありなのではないか?

参考にしてみて欲しい。

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